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九州鳥物帳

田染の荘(たしぶのしょう)

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国東半島には、両子山を中心として四方へと谷筋が走り、古代にはこの谷筋に沿って六郷と呼ばれる6つの集落が形成され、そのうち半島の西側にあたるこの地には田染郷があった。743年の墾田永年私財法などによって、開墾した田畑の私有が認められるようになると、田染郷でも雨引神社や宇佐神宮によって水田が開墾され、11世紀前半には田染荘が形成された。やがて田染荘は九州に2万町歩を超す荘園を有する屈指の荘園主であった宇佐神...