山口県の絶景 1 龍宮の潮吹





曲がりくねった道を車で進んでゆくとそれは突然に現れた。
青い海に青い空それにすごくたくさんのお稲荷さんの赤の鳥居が大きな岩まで続いてる姿は素晴らしい。
龍宮の潮吹について
龍宮とは、宇津賀半島北端の海蝕地形の総称のことをいい、この一帯は第4紀洪積世の玄武岩からなっており、玄武岩の横臥の奥に龍宮があると伝えられ、舟隠しといわれている場所もあります。
潮吹とは、打ち寄せる波が絶壁下海面近くの、わずか縦1m、幅20cmの穴に突入し、奥の空洞に圧縮された空気が海水を激しく外に出そうとして、上方に海水を噴出させる噴潮現象のことです。
北よりの風が吹く冬場に海がしけると潮が上がり、海水を最大30mも吹き上げ、遠くから眺めれば、まるで龍が天に向かって昇るありさまに似て、飛び散るしぶきは太陽を反射して銀の砂をまくような光景が見られます。
この奇観は、龍神のなせるわざとして、広く里人の間に信仰を集め、とりわけ干ばつの際には近郷より雨乞いに集まる人が多かったと言われています。
元乃隅稲成神社について
元乃隅稲成神社は、昭和30年に、地域の綱元であった岡村斉さんの枕元に白狐が現れ、これまで漁をしてこられたのは誰のおかげか。と過去からの関わりを詳細に述べた後、吾をこの地に鎮祭せよ。というお告げがあったことにより、島根県津和野町太鼓谷稲成神社から分霊された神社です。
商売繁盛、大漁、海上安全は元より、良縁、子宝、開運厄除、福徳円満、交通安全、学業成就、願望成就の大神です。
稲荷神社は全国で四万社ほど有りますけど、稲成神社は二社のみです。
昭和62年から10年間かけて奉納された123基の鳥居が、龍宮の潮吹側から100m以上にわたって並ぶ景色は圧巻です。
参道出口に建つ大鳥居をよく見ると・・・なんと賽銭箱が頭上に!見事、賽銭を投げあげると願いが叶うと言われています。
今回は夏場で波が全然ない凪だったのでまた冬に見に来たいなと思いました。
ナビで検索するときは住所ではなく龍宮の潮吹で検索すると出てくると思います。
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